2020/11/12


鹿角のピアスのトレーサビリティについて、お問合せいただくことがあります。特に若い世代に、動物の命との関わりについて立ち止まって考える人々が増えたように感じます。

〈 su Ha 〉のピアスは、個体数管理のために捕獲されたエゾ鹿の鹿角(年間10万頭以上が捕獲されています/ 2019年/北海道)、一年ごとに生え変わる落角、のいずれかを加工しています。


鹿角の入手にあたっては、北海道でエゾ鹿のフィールド調査に携わってきた、NPO法人北海道自然資源活用機構の北原理作さんと対話を重ねています。対話を始める前にはっきりと言われた「ぼくは鹿ファーストですから。」という一言が、その後のすべての指針になったことから、鹿角のピアスを “first” と名付けています。

命そのものと向き合うものづくりは、時に生々しく、命への敬意を共有できる人たちとの協働は不可欠です。

北原さんのエゾジカに関わるメッセージ、お読みいただけたらと思います。命について、胸につかえていたものが、すうっと下りてしまうのです。
http://npo-hokkaido.or.jp/pdf/message.pdf

©su Ha ALL Rights Reserved.