2022.11.20


ブラックカフの染料である松煙(しょうえん)は樹木由来の炭素末。3500年の歴史を持つ固形墨の原料です。炭素末は時を経ても変化しない特性を持ち、1000年以上を経た古文書にも鮮やかな墨色が残っています。


樹木は均一な材質ではないため、松煙には大小様々な粒子が混在しています。微粒は赤紫、中粒は灰味の青、大粒は強い青。松煙のマットな光沢と青みのある底色は、樹木から生み出される複雑な墨色です。

樹木で樹木を染める、呼吸するウッドブレスレットです。

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