2023.4.22


“Rose bouquet” Red coral and K18 yellow gold stud earrings

大ぶりなカボションを贅沢に使った赤珊瑚のピアス。長い時をかけて深海で育まれた赤珊瑚の原木を余すことなく生かし、虫喰いの穴も自然の生み出す景色として丁寧に取り込んでいます。どこまでをありのまま生かし、どこまで人の手を入れるのか。赤珊瑚職人と宝飾職人の洗練された手仕事のリレーが、自然の与えてくれた景色をくっきりと際立たせます。

2022/11/07

「Precious」掲載


「Precious」2022年12月号『あなたにとって、本当にほしいものとは?持たない時代の「名品」考』に掲載されました。

「27人の目利きが推薦!持たない時代に心を満たす最旬名品ファイル36」に、赤珊瑚のピアスが紹介されています。ジュエリー・時計ジャーナリストの本間恵子さんの推薦です。

2022.11.6


“Rose bouquet” Red coral and K18 yellow gold stud earrings【NEW】

設計図で寸法を割り付ける木材や貝殻と異なり、赤珊瑚のピアスはひとつひとつの原木の姿から導きだされた巡り合わせのデザインです。そこかしこに隠れている虫喰いの穴は、原木を削ってはじめて道筋が見えてくるため、どこを取り除きどこを取り込むかの見立ては、長年赤珊瑚と向き合ってきた職人の勘だけが頼りです。

赤珊瑚のカボションは、いつも決まったひとりの職人が加工しています。そのとき手に入る原木をできるだけ削らず生かした唯一無二の形には、赤珊瑚への愛情が溢れていて、磨きあがりが定番サイズに比べて小さくても大きくてもすべてそのまま受け入れる約束をしています。

新作のピアス“Rose blossom”は、職人が削りだしたカボションのなかに時折混じってくる大ぶりなものを、何年も掛けてストックしてきた赤珊瑚です。大きなカボションは、着けると耳たぶの上に納まらず裏面の虫喰いが見えてしまうことから、ひとつひとつのカボションに合わせて型取りしたK18で丁寧に包み込んでいます。

銀座・和光本店のジュエリー展には、定番サイズのピアスとともに、大ぶりな赤珊瑚を贅沢に使った新作のピアスも並びます。高知県土佐沖を産地とする赤珊瑚は、世界最高の宝石珊瑚と評価を受ける日本の名品です。

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