2023.5.18


お預かりした琥珀のロングイヤリング。2年前に、手探りでひとつだけ仕上げたオーダーの品物です。

2年経ってみて、着け心地は良いそう。落としたこともないそう。鉱物の1/3の比重という、琥珀ならではの軽さが好適でした。

ロングイヤリングは、大きく揺れると頬や首まわりの化粧品に触れ、カボションの艶が曇ってくることがあります。磨き直すことで、金具のくすみも取れて、琥珀はとろりとした艶を取り戻します。新しい時よりも深みのある表情に仕上がりました。

2022.10.13


ふた通りの長さにアレンジできる、オリジナルデザインのロングフック。

くの字で留めれば顎下に、丸めた継ぎ目まで差し込めば顎上に。髪型や襟元に合わせて、ふた通りの長さを楽しめます。

“UNKEI” Amber hook earrings

2022.9.14


片耳をなくしてしまって、というお問合せをいただくことがあります。そのまま仕舞い込んでしまわずに、また着けたいと思ってもらえることがうれしくて、片耳でのオーダーもお受けしています。

できるかぎり近い表情に仕上がるように、手元に残る片耳の写真を多めに送ってもらいます。採寸をお願いすることもあります。

表情を合わせやすいのは黒曜石、黒柿や琥珀も調和しやすい素材です。難しいのはあわびと赤珊瑚、最も悩ましいのは鹿角です。

2020/11/14


艶良く磨き直した珊瑚のピアス。ロングフックのくすみも取れて、キラリと珊瑚を引き立てます。お預かりした珊瑚のピアスは、新しい時よりも深みのある表情に仕上がりました。

〈su Ha〉のジュエリーは、金具すべてにK18を使っています。変色しにくいこと、何度も磨き直せること、生物素材を引き立てること、がその理由。

2020/03/27

「大人になったら、着たい服」掲載

大人になったら着たい服

「大人になったら、着たい服」2020春夏 に、 “Wood cuff(木肌色のブレスレット)” 、 “UNKEI(あめ玉のロングピアス)” が掲載されました。

大人になったら着たい服

2019/11/17

岩手県久慈市の琥珀のロングピアス

“UNKEI” Earrings
Amber (Kuji, JAPAN), Obsidian (Suwa, JAPAN),K18YG

 

「あめ玉のロングピアス」
琥珀(久慈/岩手)、黒曜石(諏訪/長野)、K18YG

岩手県久慈地域から産出された天然琥珀と、長野県諏訪地域から産出された天然黒曜石を、あめ玉のように磨いています。
初めて琥珀の坑道を訪ねたのは2015年8月。樹液由来の琥珀が沈む8500万年前の地層に沿った坑道は、坑道主自ら長い年月をかけて、奥深い山の斜面から掘り進めたものです。坑道から採掘されたまま、加熱処理や再生処理されていない天然琥珀は、色や内包物がひとつひとつ異なる一点ものです。

2019/7/29

“UNKEI” Earrings
White coral (Kochi, Japan) / K18YG

 

“あめ玉のロングピアス”
白さんご(高知)、K18YG

 

澄んだ純白色や、クリーミーな象牙色、わずかに赤みを感じる薄桃色など、高知沖で水揚げされた白珊瑚は様々な「白」の表情を見せてくれます。湿度を感じる輝きは、呼吸する素材ならではの美しさです。
あごのラインで揺れるロングピアスは、髪をおろしたスタイルでも隠れてしまわない、華やかな存在感です。K18の四角い線材をひとつひとつ手仕事で曲げた〈su Ha〉オリジナルフックの揺れる動きも個性的です。

su Ha official Instagram

2019/7/2

Loose cabochons hand polished by Japanese craftsmen.
Look like fresh candies !

from the front,
White coral
Amber
Red coral
Sazae turban shell
Obsidian
(Japan)

 

「あめ玉のロングピアス」の濡れたような艶は、命あるものから生まれた素材ならではの瑞々しさ。潤う透明感は、まるで舐めかけのあめ玉のようです。球体でもない、楕円でもない、有機的なフォルムは、職人の指先の感覚だけで磨かれる「手ずり」により仕上げられています。
素材の美しさを引き出すあめ玉のバランスは「10の12(とおのじゅうに)、厚みは長手の半分」。熟練の研磨職人が教えてくれた、魔法の比率に基づいています。

手前より、
白珊瑚(高知)
琥珀(久慈)
赤珊瑚(高知)
さざえ(伊豆)
黒曜石(諏訪)

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