2023.5.27


“Rose petals” Red coral stud earrings.

2023.4.22


“Rose bouquet” Red coral and K18 yellow gold stud earrings

大ぶりなカボションを贅沢に使った赤珊瑚のピアス。長い時をかけて深海で育まれた赤珊瑚の原木を余すことなく生かし、虫喰いの穴も自然の生み出す景色として丁寧に取り込んでいます。どこまでをありのまま生かし、どこまで人の手を入れるのか。赤珊瑚職人と宝飾職人の洗練された手仕事のリレーが、自然の与えてくれた景色をくっきりと際立たせます。

2022.11.6


“Rose bouquet” Red coral and K18 yellow gold stud earrings【NEW】

設計図で寸法を割り付ける木材や貝殻と異なり、赤珊瑚のピアスはひとつひとつの原木の姿から導きだされた巡り合わせのデザインです。そこかしこに隠れている虫喰いの穴は、原木を削ってはじめて道筋が見えてくるため、どこを取り除きどこを取り込むかの見立ては、長年赤珊瑚と向き合ってきた職人の勘だけが頼りです。

赤珊瑚のカボションは、いつも決まったひとりの職人が加工しています。そのとき手に入る原木をできるだけ削らず生かした唯一無二の形には、赤珊瑚への愛情が溢れていて、磨きあがりが定番サイズに比べて小さくても大きくてもすべてそのまま受け入れる約束をしています。

新作のピアス“Rose blossom”は、職人が削りだしたカボションのなかに時折混じってくる大ぶりなものを、何年も掛けてストックしてきた赤珊瑚です。大きなカボションは、着けると耳たぶの上に納まらず裏面の虫喰いが見えてしまうことから、ひとつひとつのカボションに合わせて型取りしたK18で丁寧に包み込んでいます。

銀座・和光本店のジュエリー展には、定番サイズのピアスとともに、大ぶりな赤珊瑚を贅沢に使った新作のピアスも並びます。高知県土佐沖を産地とする赤珊瑚は、世界最高の宝石珊瑚と評価を受ける日本の名品です。

2022.9.22


磨きたての赤珊瑚が揃いました。
相性の良い表情をペアにして、シンプルな一粒ピアスに仕上げます。

個性の強いものどうしは、引き寄せ合うように相手が決まります。

2022.6.22


貝にみちっと巻き付いた赤珊瑚。薄い層を重ねながら成長する様子がわかります。いつかの珊瑚加工所にて。

2022.6.19


“Rose petals” Red coral stud earrings

こっくりとした色合いの赤珊瑚のピアスが仕上がりました。20代から80代まで、幅広い年齢の方が手に取り、似合ってしまう、不思議な魅力のピアスです。

赤珊瑚の原木には樹木と同じように同心円状の成長輪が見られます。奥行きのある艶赤は、生息環境や海水成分により変化する多様な赤が、年月をかけて積み重なることから生まれます。

血赤珊瑚と呼ばれる濃赤から、これまで見たことのなかった透明感のある朱赤まで、赤珊瑚ならではの美しい艶赤が揃いました。いくつになってもずっと似合い続ける、不思議な魅力のピアスです。


“Rose petals” 花びらのピアス のオンラインショップページはこちらから
https://shop.suha-j.jp/

2022.5.13


“Rose petals” earrings 花びらのピアス 

潤んだ艶に心ときめく赤珊瑚のピアス。そこかしこに隠れている虫食いの穴を削り取るのではなく、むしろそれらを取り込みながら、原木を無駄なく生かしたピアスに仕上げています。

2021/9/11


赤珊瑚は水深約100メートル以上の光の届かない深海に生息する宝石サンゴです。その成長はきわめてゆっくりで、1センチあたり約50年かかると言われています。日本固有種の赤珊瑚は点在して生息していて、サンゴ礁を作る造礁サンゴとは分類が異なります。

高知県土佐沖は赤珊瑚の主産地です。土佐清水港を訪ねると、カラフルなサンゴ漁の網を携えた漁船が港を出たり入ったりしています。〈su Ha〉では、土佐沖で水揚げされ原木入札会を経た、トレースの明らかな赤珊瑚のみを使用しています。

赤珊瑚は、環境省による第4次レッドリストにおいて、準絶滅危惧種(現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種)に選定されています。赤珊瑚の持続可能性について、高知県漁業管理課に話を聞くと、こうした状況を受けて、これまで2ヶ月だった禁漁期間を1.2.6.7.8月に増やし、漁業者の許可枠にも制限を設けるなど、宝石サンゴ漁の持続と海洋生態系の保護に向けた規制強化に取り組んでいるとのこと。

50年かかって成長した赤珊瑚を、50年愛用できるジュエリーに。貴重な赤珊瑚をできるだけ削らず、年齢を問わず長く身に着けられるシンプルなピアスに仕上げました。


2021/7/16


海の生き物から生まれるジュエリー。まもなく真珠も加わります。

2021/5/13


高知から磨きたての赤珊瑚が届きました。

新聞やファッション誌で活躍されているジュエリージャーナリストの本間恵子さんに、赤珊瑚のピアスが生まれたストーリーを紹介していただきました。
https://twitter.com/JewelleryTokyo/status/1383233514359848965

不揃いなピアスを作り始めた当初は「あんた変わっちゅうのう」と半信半疑だった赤珊瑚職人ですが、今では次々とユニークなカボションを磨きだしてくれます。不揃いを楽しんでくださる方々の新しい感性が、作り手の価値基準を動かしていきます。

艶々のピアスとイヤリングに仕上げます。

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