2020/11/14

艶良く磨き直した珊瑚のピアス。ロングフックのくすみも取れて、キラリと珊瑚を引き立てます。お預かりした珊瑚のピアスは、新しい時よりも深みのある表情に仕上がりました。
〈su Ha〉のジュエリーは、金具すべてにK18を使っています。変色しにくいこと、何度も磨き直せること、生物素材を引き立てること、がその理由。

2020/10/28

“Rose petals” Earrings
Red coral(Japan)/ K18
「花びらのイヤリング」
赤珊瑚(高知)、K18
艶良く磨き直した赤珊瑚。使ううちに生じる微かなカサつきを取り除くうちに、肉眼ではわからないくらいに余分な角が取れて、いっそう潤いを感じる色艶に磨き上がります。新しい時よりも深みのある表情に仕上げて、もう一度送り出します。
〈 su Ha 〉では、ご購入いただいたすべてのジュエリーについて、クリーニングやリペアをお受けしています。使ううちに生じた傷や曇り、ポストピンの外れ、片耳の紛失、などについてのご相談は、ウェブサイトのコンタクトフォームよりお問合せください。
2020/8/7

ありのままの赤珊瑚の艶色です。
深海の記憶が詰まった裏側の表情を見ていると、生き物どうしのシンパシーを感じます。
“Rose petals” stud earrings
Red coral(Japan)/ K18
「花びらのピアス」
赤珊瑚(高知)、K18

2020/7/13
2020/5/9
2020/3/9
“Rose petals” Earrings
Red coral(Japan)/ K18
「花びらのピアス」「花びらのイヤリング」
赤珊瑚(高知)/ K18
原木から切り出したままの赤珊瑚は断面が角ばっていて、身に着けるには粗削りな気がする。けれど、形を整え過ぎてもつまらない。
どこまで原木の姿を残そうか、角を落としてトロミを引きだそうか。そんな珊瑚職人とのやりとりも、回を重ねるごとに楽しさを増していきます。決まった図面はありません。
今回は、これまでよりも原木そのままの姿を生かした仕上がりです。ひとつひとつ個性的な表情にもかかわらず、不思議なくらい自然とペアに納まりました。
右列をイヤリング、左列をピアス、に仕立てます。
2019/12/10
2019/7/20
An image of Raw Red Coral branch can be seen in each cabochon. We can feel what they used to be.
“Rose petals” Earrings
Natural Red Coral (Kochi, Japan) / K18YG
“花びらのピアス”
赤さんご(高知)、K18YG
世界中から愛される日本の宝石「赤珊瑚」。ひとつひとつ表情の異なるカボションをイヤリングやピアスに仕立てています。高知沖で獲れた原木の姿に由来した不揃いな輪郭は、枝分かれ部分や凹凸を丁寧に残した必然の形。赤珊瑚の命から生まれた美しさです。
2019/5/21
suHa showcases design that uncovers the hidden beauty of natural materials.
“Rose petals” Earrings
Red coral (Kochi, Japan) / K18YG
“花びらのピアス”
赤さんご(高知)、K18YG
花びらのような有機的な輪郭はそれぞれ、赤珊瑚の原木の姿に由来する必然の形です。
長い時間をかけて深海で成長した原木の姿は奔放で、高級宝石店などで見られる端正な丸玉を削り出すと、その周りから様々な形をしたかけらが生まれます。密度が高く美しい色艶であっても、不揃いなかけらは製品化されにくく、陽の目を見ないまま職人の引出しの中にしまわれていることも少なくありません。
ジュエリーの素材を探して日本各地を歩くなか、寝台列車と車を乗り継いで、四国南西端の珊瑚加工所を訪ねたのは三年ほど前。そこで目に留まったのが、様々な形に磨かれた赤珊瑚のかけらでした。傷や穴の部分を丁寧に削り除くことで導かれた形からは、珊瑚の命を余すことなく生かしたいという職人の愛情が伝わってきて、どんな高価な宝石珊瑚よりも満ち足りて愛おしく感じられたのです。
こうして生まれた “Rose petals” 花びらのピアス は、色も形も唯一無二の存在。〈su Ha〉の人気アイテムのひとつです。
表側の美しい色艶とともに、裏側に隠れた筋目や穴跡の表情も愛でていただけたらうれしいです。
2019/3/16
“Rose petals” Earrings
Red coral (Kochi, Japan) / K18YG
“花びらのピアス”
赤さんご(高知)、K18YG
赤珊瑚は、とろみのある赤色を引き出す、まったりとしたフォルムに仕上げています。ひとつひとつ異なる輪郭は、原木の姿に由来しています。
高知県沖で水揚げされる一切の染色をしていない赤珊瑚を18金と合わせた、シンプルなイヤリングが揃いました。3月21日-22日の受注会では、ウッドジュエリーのオーダーのほか、赤珊瑚など定番素材のピアスやネックレスもご紹介します。
赤珊瑚は、その原木の姿から植物だと思われることが多いようですが、8本の触手を持つ「八放(はっぽう)さんご」という動物です。大きさ数ミリのイソギンチャクのような体で海底にはりつき、海中のカルシウムを取り込みながら、自分の体の外に骨格を作り成長します。この骨格が、私達の知る赤珊瑚です。体の外に骨があるなんて、生き物は驚くほど多様です。
加工前の素材を、赤珊瑚は原木、樹木も原木、あわびは原貝、琥珀は原石と呼びます。「原」は、原点や原始とも用いられるように、もともと「みなもと」を意味する漢字です。命あるものの「原」の姿から導きだされた〈su Ha〉のジュエリーは、まるで小さな命を身に付けているかのように、温かく確かな力に満ちています。