2019/7/20

An image of Raw Red Coral branch can be seen in each cabochon. We can feel what they used to be.

“Rose petals” Earrings
Natural Red Coral (Kochi, Japan) / K18YG

 

“花びらのピアス”
赤さんご(高知)、K18YG

世界中から愛される日本の宝石「赤珊瑚」。ひとつひとつ表情の異なるカボションをイヤリングやピアスに仕立てています。高知沖で獲れた原木の姿に由来した不揃いな輪郭は、枝分かれ部分や凹凸を丁寧に残した必然の形。赤珊瑚の命から生まれた美しさです。

 

2019/5/21

赤珊瑚のピアスとイヤリング

suHa showcases design that uncovers the hidden beauty of natural materials.

“Rose petals” Earrings
Red coral (Kochi, Japan) / K18YG

 

“花びらのピアス”
赤さんご(高知)、K18YG

花びらのような有機的な輪郭はそれぞれ、赤珊瑚の原木の姿に由来する必然の形です。
長い時間をかけて深海で成長した原木の姿は奔放で、高級宝石店などで見られる端正な丸玉を削り出すと、その周りから様々な形をしたかけらが生まれます。密度が高く美しい色艶であっても、不揃いなかけらは製品化されにくく、陽の目を見ないまま職人の引出しの中にしまわれていることも少なくありません。
ジュエリーの素材を探して日本各地を歩くなか、寝台列車と車を乗り継いで、四国南西端の珊瑚加工所を訪ねたのは三年ほど前。そこで目に留まったのが、様々な形に磨かれた赤珊瑚のかけらでした。傷や穴の部分を丁寧に削り除くことで導かれた形からは、珊瑚の命を余すことなく生かしたいという職人の愛情が伝わってきて、どんな高価な宝石珊瑚よりも満ち足りて愛おしく感じられたのです。

こうして生まれた “Rose petals” 花びらのピアス は、色も形も唯一無二の存在。〈su Ha〉の人気アイテムのひとつです。
表側の美しい色艶とともに、裏側に隠れた筋目や穴跡の表情も愛でていただけたらうれしいです。

赤珊瑚の原木

2019/3/16

“Rose petals” Earrings
Red coral (Kochi, Japan) / K18YG

 

“花びらのピアス”
赤さんご(高知)、K18YG

 

赤珊瑚は、とろみのある赤色を引き出す、まったりとしたフォルムに仕上げています。ひとつひとつ異なる輪郭は、原木の姿に由来しています。
高知県沖で水揚げされる一切の染色をしていない赤珊瑚を18金と合わせた、シンプルなイヤリングが揃いました。3月21日-22日の受注会では、ウッドジュエリーのオーダーのほか、赤珊瑚など定番素材のピアスやネックレスもご紹介します。

 

赤珊瑚は、その原木の姿から植物だと思われることが多いようですが、8本の触手を持つ「八放(はっぽう)さんご」という動物です。大きさ数ミリのイソギンチャクのような体で海底にはりつき、海中のカルシウムを取り込みながら、自分の体の外に骨格を作り成長します。この骨格が、私達の知る赤珊瑚です。体の外に骨があるなんて、生き物は驚くほど多様です。

 

加工前の素材を、赤珊瑚は原木、樹木も原木、あわびは原貝、琥珀は原石と呼びます。「原」は、原点や原始とも用いられるように、もともと「みなもと」を意味する漢字です。命あるものの「原」の姿から導きだされた〈su Ha〉のジュエリーは、まるで小さな命を身に付けているかのように、温かく確かな力に満ちています。

2018/11/30

“Rose petals” Earrings
Red coral (Kochi, Japan) / K18YG

 

“花びらのピアス”
赤さんご(高知)、K18YG

 

赤珊瑚のピアスが艶やかに仕上がりました。

ひとつひとつ異なる形は、珊瑚の原木の姿に由来しています。左から二列目の手前、二股に分かれているピースは、原木の枝分かれ部分。そのままの姿をギリギリのところまで生かしながら、虫食いや「ふ」と呼ばれる白く脆い部分を取り除いたり裏面に回しながら、形を作っていきます。虫食いが奥に向かって広がっていることもしばしば。内部の状態は削ってみないとわからないので、どこをどう削ったらバランスが整うのかは、数多の赤珊瑚を手にしてきた珊瑚職人の経験と勘だけが頼りです。 .
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「ふ」が生じるのは日本の赤珊瑚のみ、地中海産の赤珊瑚にはありません。金具の付いている裏面に残した「ふ」は、日本の赤珊瑚の証です。一切の染色をしていない珊瑚の赤、裏面の「ふ」の白、どちらも、命あるものから生まれた素材そのままの表情です。

イヤリングも数点ご用意しました。12月より順次、お取扱店へお届けします。縁起の良い赤色のジュエリーを、この冬のギフトにぜひ。

2018/6/20

Handcrafted jewelry made in Japan with 18kt gold.

 

汗をかきやすい夏は肌の表面で金属がイオン化し(溶け出し)やすく、金属アレルギーを発症する人が増える季節です。金属アレルギーは、花粉症と同じように年齢に関わらず発症し、一旦抗体ができてしまうと一生治らないこともあります。su Haのジュエリーは、いつまでもストレスなくお使いいただけるように、金属部分はすべてK18イエローゴールドです。K18イエローゴールドは、アレルギーを引き起こしやすい種類の金属を含まないため、汗ばむ季節にも安心して身につけることができます。

2018/6/8

su Ha jewelry is made of only Japanese materials.

 

東京も梅雨入り。
植物や動物にとって、なくてはならない恵みの雨です。
潤いのある季節、ジュエリーに形を変えた呼吸するものたちは、いつもにも増して艶良くふっくらとして見えます。

2018/4/26

“Rose petals” Earrings
Red coral (Kochi, Japan) / K18YG

 

“花びらのピアス”
赤さんご(高知)、K18YG

 

濡れたように艶のある赤珊瑚が仕上がりました。ひとつひとつ異なる形は、珊瑚の原木の形に由来しています。

珊瑚の加工所では、立派な原木、原木から切り出された枝、傷のある端材、さらには細かく砕かれた粉まで、きちんと仕分けされ、珊瑚が大切にされていることがひしひしと伝わってきます。そのなかから、大きさと形が不揃いでも、色艶が美しい部分を取り上げて、内にある美しさを探しながら丁寧に磨きあげました。

珊瑚は、その原木の形から植物だと思われていることが多いようですが、実は動物です。大きさ数ミリのイソギンチャクのような体で海底にはりつき、海中のカルシウムを取り込みながら自分の体の外に骨格を作りながら成長します。この骨格が、私達の知る珊瑚です。体の外に骨があるなんて、生き物は驚くほど多様ですね。

赤珊瑚の加工が盛んな高知県宿毛市は、東西にのびる高知県の西端に位置しています。東京から宿毛へ向かうには、いくつかの手段がありますが、いちばんのお気に入りは、寝台列車で東京から岡山まで、岡山から電車を乗り継ぎ高知まで、高知から車で2時間かけて宿毛まで、13時間の陸の旅です。さらに土佐清水港まで車を走らせると、色とりどりの珊瑚漁の網を携えた多くの漁船が港を出たり入ったりしています。土佐清水港では、漁師たちが「あししょく」と呼ぶ、あしずり食堂のサバ寿司が美味しい。土佐のサバ、土佐の珊瑚、日本の海の恵みです。

2017/10/20

Organic materials that breath.
Sazae turban shell, Abalone, Red coral.

 

陽気な海の生き物たち。
さざえ、あわび、赤さんご。

2017/9/22

“Rose petals” Earrings
Red coral (Kochi, Japan) / K18YG

 

“花びらのピアス”
赤さんご(高知)、K18YG

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