2020/12/2

英虞湾を訪ねました。
三重県水産研究所では、調査潜水で獲れた天然のあこや貝を手にすることができました。天然のあこや貝が真珠を抱えていることはまずありません。けれど、そのありのままの姿は生き生きとして、貝殻は様々な色彩をともなって輝いていました。

沿岸資源を研究する竹内泰介さんには、天然あわびの生態や漁獲量についてもレクチャーを受けました。「きれいな海より、豊かな海に」。水清ければ魚棲まず、大切なのはストイックな清らかさではなく、自然と人が共生することなのだそう。
伊勢志摩の海では数々の素材に出会いました。命から生まれたありのままの美しさを、ジュエリーに閉じ込めていきます。
