2020/7/7
京都にて。製作の現場では、素材の癖を指で確かめながら、小さなプロトタイプが職人と私の手の間を何度も行き来します。職人の手のなかで、目に見えなかった素材のエッセンスがみるみる姿を現していきます。言葉少なな手の会話。形になっていく瞬間です。
素材の癖が活きたものには力があると思う。素材も人も同じですね。
今年も秋に新作をご紹介します。どうぞお楽しみに!
Japanese craftsmen uncover the hidden essence and character of material.
We make sense material through our hands.
I really love it.
2020/6/12
2020/5/26
Prototype almost done.
During this process, I realized just how much my work depends on the people have built lives in harmony with materials.
I miss you all.
プロトタイプに取り組んでいます。素材の癖を感じながら、手を動かしています。
近づきたい形が見えてきたら、そこからは、素材を深く知る産地や職人の人々とともに製品へ仕上げていきます。
毎日、手を動かしていて思うのは、「その人々に会いに行かなければ作れないものを作っている」ということ。
繊維の流れ、表層の厚み、稜線のニュアンス。プロトタイプを手掛かりに、さらに素材を解きほぐしていきます。ここからは現場での工程です。
四季と歩調を合わせ、一年に一度、秋に新作をご紹介しています。どうぞお楽しみに。
2020/5/15
2020/5/2
2020/1/16
I am in Kyoto, now.
Midwinter is the best season for cutting bamboo.
I keep touching it in the field, and learning from the people who know the inside and outside of bamboo before starting design work.
京都に来ています。
竹の生態をリサーチしています。
実践と理論を行ったり来たりしながら、素材に潜む美しさを紐解いていきます。
竹林には、初々しい空気が流れています。地中には、小さなたけのこも隠れていました。