2025/01/29
2025.1.29

木目にはその樹木が生まれ育った環境が映し出されています。
樹木の記憶に人の記憶が重なり、味わいを深めるウッドジュエリーは、使うほどに肌に馴染んでいく特別な心地良さです。
“Ball cuff” Wood bracelet
Maple wood (Hokkaido, JAPAN)
Birdseye, Fiddleback, Flat, grain
Wood grain reflects the environment in which the tree was born and raised. Fiddleback grain is caused by adapting to the wind, snow and the weight of branches. Quiet wood grain is created in a calm environment.
Wood jewelry deepens in richness with the memories of forest fusing with human memories. It’s a special comfort that grows more over time.
2025/01/25
2025.1.25

“Twist” hook earrings
2024/12/31
2024.12.31

今年もたくさんの皆さまに心を寄せていただき、〈su Ha〉のものづくりを続けることができました。誠にありがとうございました。
皆さまにとって、新年が晴れやかな年となりますようお祈りしています。
近年、一年が不思議と長く感じられます。年を追うごとにその傾向があるため、時間の感じ方について調べてみると、「新しい経験」を記憶に残そうと脳が詳細に経過を記録していると、時間が長く感じられるのだそうです。
今年の仕事納めはあわびの選別。一枚ずつ指でたどりながら、ウエストの丸みに沿う曲率の貝殻を選び、貝細工職人へ届けました。新作もどうぞお楽しみに。

Thank you all for resonating with us. Wishing you a wonderful start to the new year!
The final work of this year was sorting abalone shells for a new product. I traced each curve with my fingers, one by one, and handed them to the shell craftsman.
2024/12/05
2024.12.5

“Rose branch” Red coral pendant charm
available at〈 su Ha 〉ONLINE SHOP
2024/12/04
2024.12.4

黒柿のリングのお直し。
料理人の日々が刻まれたギザギザの縁が愛おしくて、きびきびと手を動かす姿が目に浮かびます。
木は自らが凹むことで相手を傷つけない素材です。器に触れても音を立てず静かに受け止めてきたことでしょう。
野村友里さん、ご愛用ありがとうございます。
2024/11/23
お取扱店のお知らせ 三菱一号館美術館「Store 1894」

2023年4月からメンテナンスのため長期休館してきた三菱一号館美術館が再開館し、「再開館記念『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」が開幕します。同展の開催期間中も引き続き、ミュージアムショップ「Store 1894」にて、su Haのジュエリーをお取扱いいただきます。ミュージアムショップおよび美術館に併設するカフェには鑑賞券をお持ちでない方もご自由にお越しいただけます。
一年半ぶりの展示室で再会したロートレックやルドンはいっそう新しく感じられ、ソフィー・カルの「海を見る」の波音は時が止まったように重く感じられました。
日時:2024年11月23日(土)〜2025年1月26日(日)
「再開館記念『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」開催期間
場所:三菱一号館美術館 ミュージアムショップ「Store 1894」
東京都千代田区丸の内2-6-2
10:00~18:00(祝日を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は20時まで)
休館日:月曜日、 年末年始[12/31と1/1]ただし、トークフリーデーの[11月25日・12月30日]と1月13日・20日は開館
※臨時の閉館・休館の場合あり
2024/10/13
お取扱店のお知らせ「銀座 和光本店」

「銀座 和光本店」にて〈su Ha〉のお取扱いがはじまりました。
銀座の時を刻み続ける時計台のもと、ひとつひとつのジュエリーを手に取りながら、リラックスしたひとときをお過ごしいただけます。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
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銀座 和光本店3階
東京都中央区銀座4丁目5−11(東京メトロ銀座駅A9出口より徒歩すぐ、B1出口直結)
03−3562−2111(代表)
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2024/09/29
お取扱店のお知らせ「紡ぐ −洋品店−」

「紡ぐ −洋品店−」にて〈su Ha〉のお取扱いがはじまりました。
こだわりのユニセックスブランドと希少なヴィンテージアイウェアが並ぶセレクトショップです。
ウッドカフやウッドリングに加えて、ネックレスも別注のメンズサイズが揃います。
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紡ぐ −洋品店−
東京都世田谷区5丁目20−1
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2024/07/19
2024.7.19

真珠のネックレスのリモデルは、日本人女性の多くが身近なところに真珠のネックレスを一本は持っている、という肌感覚からスタートしました。成人の記念として、結婚の記念として、贈られたり受け継いだりしたネックレスをお持ちではないでしょうか。
けれども同時に、そこまで多くの人に行きわたるだけの真珠が生産されているのだろうか、という疑問もわいてきます。そこで、1956年(昭和31)から2023年(令和5)までの日本の真珠浜揚量と20歳女性人口の推移をグラフに表してみました。
農林水産省の漁業・養殖業生産統計には、魚、貝、海藻などと並んで、真珠の浜揚量が公表されており、1956年から現在までに2つのピークがあることがわかりました。
ひとつめのピークは1960年代。国の手厚い保護により真珠養殖技術はめざましく進歩し、真珠が大量生産されるようになりました。1967年(昭和42)には、現在の約10倍にあたる125トンの真珠が浜揚げされましたが、そのほとんどは海外へ輸出されています。
ふたつめのピークはバブル景気にわく1990年前後。当時は天然採苗による純国産母貝で真珠が養殖されており、年間浜揚量を同年の20歳女性人口で割ると70g/人以上。真珠の一連ネックレスの平均的な重さを30gとすれば、20歳女性一人あたりネックレス2本分の真珠が、1年間で浜揚げされていたことになります。
浜揚量のうち商品として出荷できる品質のものが1/3、そのうち1/2が輸出されていたとしても、当時は多くの日本人に行きわたるだけの真珠が生産されていたと考えてよさそうです。
それから30年。日本の真珠は減産が続き、その希少性は高まるばかりです。海の環境や真珠生産者の減少を鑑みれば、今後3つめのピークが訪れることはないでしょう。
眠っている真珠のネックレスはありませんか。真珠は冠婚葬祭だけのものではなくなりました。弔事に真珠のネックレスを着けなければならないという風潮もなくなり、留め具がシルバーである必要もないでしょう。

参考:
「真珠養殖をめぐる情勢について 」水産庁 2024年5月
「漁業・養殖業生産統計」農林水産省
「人口推計の統計データ」総務省
「全真連技術研究会会報」全国真珠養殖漁業協同組合連合会
2024/07/10
お取扱店のお知らせ「nanamica」

「nanamica」にて〈su Ha〉のお取扱いがはじまりました。
『nana海caの日(ナナミカの日)』に合わせて、あこや真珠のアイテムが並びます。
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nanamica D.W.S.
東京都渋谷区猿楽町26-13
03-6809-0058
nanamica KOBE
兵庫県神戸市中央区京町83
078-335-1758
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