2022/11/07

「Precious」掲載


「Precious」2022年12月号『あなたにとって、本当にほしいものとは?持たない時代の「名品」考』に掲載されました。

「27人の目利きが推薦!持たない時代に心を満たす最旬名品ファイル36」に、赤珊瑚のピアスが紹介されています。ジュエリー・時計ジャーナリストの本間恵子さんの推薦です。

2022/11/06

2022.11.6


“Rose bouquet” Red coral and K18 yellow gold stud earrings【NEW】

設計図で寸法を割り付ける木材や貝殻と異なり、赤珊瑚のピアスはひとつひとつの原木の姿から導きだされた巡り合わせのデザインです。そこかしこに隠れている虫喰いの穴は、原木を削ってはじめて道筋が見えてくるため、どこを取り除きどこを取り込むかの見立ては、長年赤珊瑚と向き合ってきた職人の勘だけが頼りです。

赤珊瑚のカボションは、いつも決まったひとりの職人が加工しています。そのとき手に入る原木をできるだけ削らず生かした唯一無二の形には、赤珊瑚への愛情が溢れていて、磨きあがりが定番サイズに比べて小さくても大きくてもすべてそのまま受け入れる約束をしています。

新作のピアス“Rose blossom”は、職人が削りだしたカボションのなかに時折混じってくる大ぶりなものを、何年も掛けてストックしてきた赤珊瑚です。大きなカボションは、着けると耳たぶの上に納まらず裏面の虫喰いが見えてしまうことから、ひとつひとつのカボションに合わせて型取りしたK18で丁寧に包み込んでいます。

銀座・和光本店のジュエリー展には、定番サイズのピアスとともに、大ぶりな赤珊瑚を贅沢に使った新作のピアスも並びます。高知県土佐沖を産地とする赤珊瑚は、世界最高の宝石珊瑚と評価を受ける日本の名品です。

2022/11/03

「Anthology 14作家のジュエリー展」のお知らせ


2022年11月23日(水・祝)~28日(月)の期間、セイコーハウス銀座(銀座 和光本店)にて開催される「Anthology 14作家のジュエリー展」に出展します。

喧騒を離れた眺めの良いフロアに、ゆったりとしたテーブル席をご用意しています。ひとつひとつのジュエリーを手に取りながら、リラックスしたひとときをお過ごしください。日中は、大きな窓から差し込む自然光のもと、顔映りや全身のバランスを確かめながらお選びいただけます。

銀座の時を刻み続ける時計台のすぐ下、セイコーハウス銀座6階にて、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

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「Anthology 14作家のジュエリー展」
日時:2022年11月23日(水・祝)~28日(月) 10:30〜19:00(最終日は17:00まで)
会場:セイコーハウス銀座6階 セイコーハウス銀座ホール(銀座 和光本店6階)
東京都中央区銀座4丁目5−11(東京メトロ銀座線A9、A10出口すぐ)
お問合せ:03−3562−2111(代表)
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「Anthology 14作家のジュエリー展」のご案内については、銀座 和光の公式ページもぜひご覧ください。

2022/10/27

お取扱店のご案内 三菱一号館美術館「Store 1894」


三菱一号館美術館にて「ヴァロットン―黒と白」が開催されます。同展の開催期間中も引き続き、ミュージアムショップ「Store 1894」にて、su Haのジュエリーをお取扱いいただきます。展覧会に合わせて、墨染めのウッドブレスレット“Black cuff”をはじめ、黒と白のアイテムを取り揃えました。

開催中の展覧会や、三菱一号館の歴史や背景に紐づいた商品を中心に、世界中から集めた上質でオーセンティックなアイテムがバリエーション豊かに並ぶ「Store 1894」。国内ではここでしか手に入らない希少な商品も多く、こだわりのギフト選びにもおすすめです。ミュージアムショップおよび美術館に併設するカフェには鑑賞券をお持ちでない方もご自由にお越しいただけます。

日時:2022/10/29(土)〜2023/1/29(日) 「ヴァロットン―黒と白」開催期間
場所:三菱一号館美術館 ミュージアムショップ「Store 1894」
東京都千代田区丸の内2-6-2
10:00~18:00
※臨時の時間変更の場合あり
休業日:月曜日(但し、10月31日、11月28日、12月26日、1月2日、1月9日、
1月23日は開館)
※臨時の閉館・休館の場合あり

2022/10/27

2022.10.27


“Black cuff” Wood bracelet

Wood bracelet dyed with sumi ink. Sumi ink is made from soot, a black powder composed of carbon produced when wood is burned.

That is to say Wood bracelet dyed with wood.

2022/10/22

2022.10.22


北海道厚沢部町から届いたイタヤカエデの木取りをしています。複雑に入り組んだ木目と縞状の木理が重なり合った、美しすぎる縮み杢。

厚沢部町を初めて訪ねたのは四年前。最低気温マイナス12℃、最高気温マイナス11℃、記録的な寒波となった凍てつく日のことでした。函館空港から車で西へ走ること二時間。どこまで行っても視界は一面の白い世界、山道へ入ると前にも後ろにも車はなく、何を頼りにハンドルを切ればいいのかわからなくなるほどでした。

イタヤカエデの白い木肌を見るたび、あの白い世界が思い出されます。厳寒の地が育む硬質な木肌は、艶やかな光沢を帯びています。


細かく縮れた樹皮からも、みっちりと縮み杢が内包されていることがわかります。一本の丸太から製材されたイタヤカエデの共木です。

大きなアイテムから先に木取り、不揃いな小さな材をウッドカフやウッドリングに仕上げます。樹皮近くに浮かび上がる艶やかな光沢も、端々まで無駄なく活かしていきます。

2022/10/18

2022.10.18


曲硝子工場に来ています。
硬い硝子がとろりと溶けだして、やわらかなカーブを描きます。

新作完成まであと一歩。
どうぞお楽しみに。

2022/10/13

2022.10.13


ふた通りの長さにアレンジできる、オリジナルデザインのロングフック。

くの字で留めれば顎下に、丸めた継ぎ目まで差し込めば顎上に。髪型や襟元に合わせて、ふた通りの長さを楽しめます。

“UNKEI” Amber hook earrings

2022/10/08

2022.10.8


“Wood ball” hoop earrings

樹木が描いた年輪のラインをシンプルな輪郭に閉じ込めています。濃く見える細いラインは樹木が眠りについた月日を表す冬目、明るく幅の広いラインは樹木が生長した月日を表す夏目です。

一年ごとに冬目と夏目が重なるゆらぎのラインは、長い年月をかけて樹木が描き出す命の軌跡です。


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