2021/6/15


仕上げ磨きを終えた琥珀が、岩手の久慈から少しずつ届きはじめました。
鉱物に比べて軟らかくデリケートな天然琥珀。とろりとした艶を出すために、最後の仕上げは職人が手の指で磨いています。色の濃淡は樹液のゆらぎ、内包する黒い小片は8500万年前の樹皮や枝葉です。

2021/6/7


対数螺旋は、自然界の様々なところに見られる渦巻模様です。さざえの螺旋もそのひとつ。小さなさざえも大きなサザエも模様は完全相似で、ひとつも違わない対数螺旋が現れます。時を超えて命をつないできた必然の美しさです。

“to cosmos” Earrings
Turban shell (Izu, Japan) / K18YG

2021/6/5


“ONION” necklace : made to measure
Wood Beads(Japan, Liquid glass finish) / Silk cord / K18YG charm / Magnetic clasp

黒柿のウッドビーズを組み合わせたセミオーダーのネックレス。ひとりひとりの首元に合わせて、きれいに沿う長さを見つけました。

2021/5/27


マイクロねじの製造工場に来ています。オリジナルの留め金を作ります。

精密機器に使われるマイクロ技術と、不揃いな生物素材の間を行き来しながら、デザインを整えていきます。

2021/5/18


Bamboo fan earrings make you feel cool.

“Fan” Earrings
Madake bamboo (Kyoto, Japan) /K18YG

2021/5/14


貝細工工房に来ています。
伊勢のあわびを原貝から加工しています。

日本の天然あわびは、夜光貝や白蝶貝に比べて格段に小ぶりで癖が強く、そこから厚貝を切り出すのは、とても根気のいる仕事です。

それでも日本のあわびにこだわるのは、日本人の肌に似合うから。ベージュベースにピンクとグリーンの干渉色がゆらめいて、顔まわりが自然に華やぎます。

2021/5/13


高知から磨きたての赤珊瑚が届きました。

新聞やファッション誌で活躍されているジュエリージャーナリストの本間恵子さんに、赤珊瑚のピアスが生まれたストーリーを紹介していただきました。
https://twitter.com/JewelleryTokyo/status/1383233514359848965

不揃いなピアスを作り始めた当初は「あんた変わっちゅうのう」と半信半疑だった赤珊瑚職人ですが、今では次々とユニークなカボションを磨きだしてくれます。不揃いを楽しんでくださる方々の新しい感性が、作り手の価値基準を動かしていきます。

艶々のピアスとイヤリングに仕上げます。

2021/5/3


本土との間を直接結ぶ交通機関のない島を二次離島といいます。いま取り組んでいる真珠が生まれるのは長崎の二次離島。はじめて島へ手紙を送った日から半年近く経つけれど、未だ訪ねることができません。

その現場はアナログで、ガラケーと郵便でのやりとりが続いています。電話口からは、海の音がしたり、作業の音がしたり、誰かが呼ぶ声がしたり、画面越しでは聞き逃してしまいそうな気配が伝わってきて、まだ見ぬ景色が広がります。

島から届いた原珠は、生々しく多様な表情をしています。核と真珠層の間には、ブルーグレーを発色させる黒褐色の有機層も見られます。広がる景色を感じながら、真珠の色と形の成り立ちを紐解きます。

2021/4/23


4月初め、打合せのために店主の森岡督行さんを訪ねました。書店は写真集出版記念展の最終日。その写真集の1ページに、私は思わず息をのみました。薄く開いた口が、母貝のように真珠を含んでいる、官能的な写真でした。

新たに真珠をリサーチしています。その生い立ちを知ると、清純なイメージが次々と裏切られていきます。真珠は均質でも退屈でもなく、複雑で生々しい素材だと感じています。その日この写真集に出会ったのは偶然とは思えませんでした。

山本昌男「漣 Sasanami」という一冊です。写真の上に真珠を乗せてみたりしています。

2021/4/11


4月13日(火)より個展を開催します。
「一冊の本を売る書店」森岡書店 銀座店にて、生物学者の本川達雄氏の著書「生きものは円柱形」(福音館書店)とともに、su Haのジュエリーをご紹介します。

樹木、鹿角、竹、珊瑚など、生物素材のデザインに取り掛かるときは、自分の手で素材を切ったり割ったりすることから始めます。たいてい、まず輪切りを繰り返すのですが、いくつかの素材を加工するうちに、断面に円形が多いことに気が付きました。次に、縦切りにするうちに、棒状の形がトリミングできることにも気が付きました。異なる素材に同じ形が現れることを生かして、デザインのパターンを導きだすことはできないか。そんなことを考えていた時に出会ったのが「生きものは円柱形」という一冊の本でした。

なぜ生きものは円柱形をしているのか。私たちの身体も円柱形にあふれています。一冊の本とジュエリーを手掛かりに、呼吸するかたちを感じていただけたらと思います。

____________________________________
「呼吸するかたち」
日時:2021.4.13(火)〜18(日) 13 :00〜19:00 会期中無休
会場:森岡書店 銀座店 @moriokashoten
東京都中央区銀座1丁目28−15 鈴木ビル1階
お問合せ:03−3535−5020
____________________________________

一冊の本は〈su Ha〉オリジナルラッピングにてお渡しします。ギフトにもおすすめです。

©su Ha ALL Rights Reserved.