2021/1/7


Flat square wood ring with offset line framing a finger.

“Square” Wood ring
Wood(Japan)/ K18YG

2021/1/1


HAPPY NEW YEAR!
What’s your new year’s resolution?

We are going to bring you closer to the breathing of Mother Nature in 2021.
You can find and touch Japan’s biodiversity at DAIKANYAMA T-SITE today to 25th Jan.

代官山 蔦屋書店〈つないで生かす、暮らし〉」展に参加しています。
〈su Ha〉は、命がつないできた素材の小片を生かした「“piece by piece” ひとかけのピアス」を中心に、新作・定番ジュエリーを数多くご紹介しています。

黒田美津子さんによる、日本の古家具に、アルテックのロープチェアやサンタ&コール、ヌーラ、ルイス・ポールセンの意匠照明、トーネットのガラステーブルなどを合わせた、新旧ミックススタイリングもお楽しみいただけます。

2020/12/27


“piece by piece” Amber stud earring
Amber (Kuji, JAPAN),K18YG

「ひとかけのピアス」
琥珀(久慈/岩手)、K18YG


製作工程で意図せず生まれ、引き出しにストックしてきた不揃いな小片を、一点もののシングルピアスに仕上げました。

時間をかけて選んできた透明度の高い琥珀、その美しさを損なわないように、ピアスピンの刺さる穴の中まで透き通るように磨いています。

とろりと濃厚な黄金色は、岩手県久慈地方の琥珀固有の色合い。日本の樹木から生まれた天然の黄金色です。

新しい年の始まりにふさわしい、心華やぐジュエリーです。

2020/12/27


“piece by piece” Red coral stud earring
Red coral (Kochi, JAPAN),K18YG

「ひとかけのピアス」
赤珊瑚(高知)、K18YG


製作工程で意図せず生まれ、引き出しにストックしてきた不揃いな小片を、一点もののシングルピアスに仕上げました。真紅に艶めく赤珊瑚は、新しい年の始まりにふさわしい、心華やぐジュエリーです。

2020/12/20


〈su Ha〉のジュエリーは、 生物素材に上質なK18を合わせています。

ひとつめの理由は、K18は変色しにくいこと。空気や肌に触れても黒ずみにくく、布で軽くお手入れすることで色合いを保てるため、白木や白竹といった淡い色の素材と合わせても、色移りの心配がありません。

生物素材は、時を重ねるにつれて色艶を増していきます。〈su Ha〉は、生物素材のありのままの色艶を大切にしたジュエリーです。


ふたつめの理由は、K18は金属アレルギーを起こしにくいこと。金属アレルギーを発症するタイミングは様々です。体に蓄積されたアレルゲンがその人ごとの許容量を超えることで引き起こされるため、すぐに発症することもあれば、何年も経ってから発症することもあります。そして、いちど金属アレルギーが起きると、ほとんど治ることがありません。

私もそのひとり。大切にしてきたシルバーのリングやネックレス、シェルと真鍮を合わせたお気に入りのピアスは、ある時を境に身に着けることができなくなりました。

生物素材は、時を重ねるにつれて愛着を増していきます。〈su Ha〉は、身に着けるごとに自分の肌のように感じられるジュエリーです。


三つ目の理由は、K18はこれまでもこれからもリサイクルされ続ける素材であること。採掘された金は、人々の手によって様々に形を変えてここに在り、そのルーツは古代の金貨や王冠だったかもしれません。また、地金の工房では加工で生じるわずかな切粉まで丁寧に集められ、自立した循環のしくみによって新しい形へ生まれ変わります。

生物素材は、自然から生まれ自然に還る素材です。〈su Ha〉は、循環する素材によるジュエリーです。

2020/12/13


Mother of amber.

“Ball cuff” Wood bracelet
MATERIAL:Wood(Kanagawa)

2020/12/13


Kind of amber.

“to cosmos” Wood earrings

MATERIAL:Fatwood(Oki islands, Japan)/ K18YG
Liquid glass finish

2020/12/11


琥珀が採掘される岩手県久慈地方をはじめて訪ねたのは、2015年8月のこと。
山中の坑道に足を踏み入れると、真夏でも身体の芯まで冷えきりました。付近にはクマやカモシカも生息しています。

とろりと甘くて美味しそうな久慈地方の琥珀。
鉱物のように見えますが、琥珀は100%植物由来。8500万年前の地層から掘り出される、南洋杉の樹液の化石です。恐竜が生息していた白亜紀後期、原生林の樹木から分泌された樹液が、大雨や洪水によって押し流されて、海底深く堆積し化石化したもの。地盤の隆起で地上に露出したその地層が、現在の坑道です。

岩手県久慈地方の坑道から掘り出された琥珀の原石は、小さなひとかけまで愛おしい素材です。琥珀粉を溶かして圧縮した再生琥珀とは異なり、とろりとした樹液の甘さを感じる無垢な表情です。色を濃くするための加熱処理も一切していません。坑道から掘り出したままの琥珀は、色や内包物がひとつひとつ異なる一点ものです。

2020/12/2


英虞湾を訪ねました。

三重県水産研究所では、調査潜水で獲れた天然のあこや貝を手にすることができました。天然のあこや貝が真珠を抱えていることはまずありません。けれど、そのありのままの姿は生き生きとして、貝殻は様々な色彩をともなって輝いていました。


沿岸資源を研究する竹内泰介さんには、天然あわびの生態や漁獲量についてもレクチャーを受けました。「きれいな海より、豊かな海に」。水清ければ魚棲まず、大切なのはストイックな清らかさではなく、自然と人が共生することなのだそう。

伊勢志摩の海では数々の素材に出会いました。命から生まれたありのままの美しさを、ジュエリーに閉じ込めていきます。

2020/11/29


国崎町に来ています。

志摩半島の最東端に位置する伊勢神宮御料鰒調製所では、今朝6時から、神宮に納める熨斗あわびが調製されています。

二千年以上にわたって献上されてきた国崎の熨斗あわびは、端正で美しく、それを作り出す作業ひとつひとつもまた、慎ましく美しいものでした。

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